操作技術よりも利用技術

秋田マイツール勉強会の2回目に参加

今回も講師の東海林さんの熱意ある勉強会でした。
マイツールというソフトを理解する勉強会なのですが、一貫して伝えたい事があります。

それは、この12回の勉強会で身につけて欲しいことは、操作技術でない。
「コマンドを覚えて、どう操作するではない」
もちろん マイツールを分からない人たちが集まっての勉強会なので、基本操作は学ぶ。
でも それではないのだと ずっと話されているのだ。

では 何を学んで欲しいのか?

マイツールを使っての【利用技術】を学ぶ

まず、
この勉強会を通しても、まだまだ分からないこと。
それは、「知識」
知識を学んだ上で、経験を重ねる。

その知識の積み重ねや経験を経て、初めて 「じっくりと考える」事ができる。

自分の業務やサービスでどう生かすことができるか、どう利用できるか、
ここでやっと
マイツールを通して学ぶ「利用技術」が必要となる。

例えば
データを打ち込み、平均を出す表にして 「自社に生きる情報」にする。
その情報を元に、自分の学んだ知識や経験を通して 考えて、その情報を利用する利用技術となっていく。
平均以上の何を 新商品として投入するか、値付けは、このプライスレンジの中で どうつけていくか?
それが マイツールを通しての「利用技術」である。

そして、それは「知識」が「知恵」に生まれ変わる瞬間でもある。

なぜ その作業をするのかを考える

先日のブログでも書いたように、
「農家は なぜその作業をするのか」の意味を考える必要があると書きました。

今回の学んだ事は、これの大きなヒントになりそう。

農家は 操作技術は学んでいる。
播種の方法。タイミング。肥料の与え方。
それを 知識を学ぶ事が必要であり、そこから経験を積む。

そして「考える」
ここで 初めて 利用技術となって重要度を増していくのだ。


様々な事が 自分の中で統合していく マイツール勉強会。
予想以上の学びの場で ますます楽しみであり、
これを 皆さんにも 伝え共有して行きたいたい。 

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投稿者プロフィール

sofutotoc
sofutotoc運営代表
・(株)ソフトパワー研究所の「TOCジュニアインストラクター」
・教育のためのTOC 国際認定資格
・山形県農業経営相談所「登録アドバイザー」
・農業コンサルタント
・山形県よろず支援拠点相談員
・合資会社そふと代表
・たくらみ屋