「WHY」から始まる農商工連携
スマートテロワール協議会が発足
昨日、スマートテロワール構想で進んでいる地元の農家さん、関係者で
「スマートテロワール協議会」が発足しました。
スマートテロワール形成講座
これは地域内で食料自給圏をつくり農村の活性化を目指す物。
その中で 田んぼを畑地化するプロジェクトもある。
昨日は、地元のNHKでも取材があり、
我らが高田君が登場。
取材を取材するパターンもありの動画も発信しています。
よくありがちな農商工連携
よくありがちな農商工連携ですと、
始めに「商品ありき」の連携。
このジャム・ジュースなどを作って売るために、農商工が連携が始まるパターン。
「WHAT」から 物事が始まっている。
後付けで、「WHY」がつくけど。
![](https://agritoc.com/wp-content/uploads/2018/08/IMG_7704-300x300.png)
「WHAT」から 物事が始まっているものは、人々の賛同する気持ちがついてこないことがあります。
よほど、その商品自体に魅力があり、その事にインパクトがある場合は別ですが、
どうしても 単なる「商品開発」なんですね。
「WHY」があると、周りが大きく動き出す
「地域の食料自給圏を作り、農村を活性化したい」
このWHYからの 農商工連携には、周りの協力者が増えます。
消費者も賛同してくれます。
農村自体が 観光にも繋がる物。
地域特産品が ストーリーのある物になる。
全体最適を考える農業
![](https://agritoc.com/wp-content/uploads/2018/12/ab73cad82d228fd2fca5de1029528d8f.jpg)
前回の小座間農園さんの「さくらんぼ部」でも、
農業の全体を捉えることを書きました。
農家一人一人の力は大きくはないけれど、
協力してくれる範囲、影響を及ぼす範囲を広げると、
農家の全体は「広がっていきます」
上の図で言うと、自分の目の前の田畑という「コントロールできる範囲」や
卸先との「責任ある範囲」があります。
そこのもう少し広い全体。
自分が、自分たちが「影響を及ぼす範囲」に全体を広げて、
俯瞰して全体最適を行う。
農業TOCの核となる 考え方です。
![](https://agritoc.com/wp-content/uploads/2019/06/b9acbccd0a469fcdcd672208fe728c73-1024x527.jpg)
投稿者プロフィール
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- 運営代表
-
・(株)ソフトパワー研究所の「TOCジュニアインストラクター」
・教育のためのTOC 国際認定資格
・山形県農業経営相談所「登録アドバイザー」
・農業コンサルタント
・山形県よろず支援拠点相談員
・合資会社そふと代表
・たくらみ屋
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