観光という農業全体最適

今年は更にパワーアップのコーン迷路

コーン迷路

農業イノベーションユニット「Gold Wind」のメンバーである高田さんのベジパレット

昨年から開始した「コーン迷路」
自分も体験したんですが、
同じコーンの風景で、背丈が高いので、全く分からない。

なめてかかったのですが、最初の1分で、
「これは、まじめにやらないと脱出できない!」と思いました。

今年は、更に面積を増やし、難易度アップのシーズン2です。

紹介動画がありますので、是非見て下さい。
そして、期間が夏場だけなので、庄内の新たな観光として、体験してみて下さい。


自分の農業の全体は何だろう?

ここ最近、農業イノベーションユニット「Gold Wind」の一員、小座間農園の件のブログでも書いたのですが、
農業の全体が広がっています。

小座間さんは、消費者や卸先も巻き込んだ「さくらんぼ部」としての全体。
今回の高田さんは、「コーン迷路」として観光としての全体。

この全体が広がると、自ずと「ボトルネック」は変わります。
細かな部分、部分を改善する物も、必要でなくなり、
全体として俯瞰した目線で進めて行くと、
力を入れていくべき箇所が変わるのです。
それが全体最適思考です。

昨年のブルーベリー行程での「DBR」改革を一歩進めて

昨年高田さんは、ブルーベリーをDBRして余裕を作った事例があります。
下記がその事例です。
今年のブルーベリーをDBRにしてみた

ブルーベリーがなっているからと言って、収穫する訳ではない。
そんな事例でしたが、
TOC学会での質疑応答でも、
「ブルーベリー狩り」をさせてみては?
次期をずらしてみては?
などなど、意見も様々出ました。

今年は、「コーン迷路」という観光資源の中に、サービス商品として
「ブルーベリー狩り」も取り入れたんです。
そうすると、俄然 ブルーベリーのリソースが一気に活躍しそうなのです。

観光という農業全体最適

農業を、「生産品を収穫して卸先に卸す」から
「収穫体験してもらう」
そして「その場所を活用して 遊び場にする」というイノベーション。

これを精密に利益計算もMQ会計で行い、逆算農業をしている。
見かけだけの「派手さ」のみでない経営。

今回、「農業カスタマージャーニーマップ」を描いて、それを実践しています。
今度の「農業TOC夜会」は「農業カスタマージャーニーマップを描く」ワークショップをします。

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投稿者プロフィール

sofutotoc
sofutotoc運営代表
・(株)ソフトパワー研究所の「TOCジュニアインストラクター」
・教育のためのTOC 国際認定資格
・山形県農業経営相談所「登録アドバイザー」
・農業コンサルタント
・山形県よろず支援拠点相談員
・合資会社そふと代表
・たくらみ屋