さくらんぼ部 満員御礼

さくらんぼ部 満員御礼

ユーチューブの「農業TOCチャンネル」に動画をアップしました。
さくらんぼを生産している天童の小座間農園さんです。
以前、事例紹介で記事にしている農園さんです。 

さくらんぼ応援隊のサポーター作り

前回の記事を引用すると、

さくらんぼの収穫は実質3週間あまり。その中で一気に収穫する作業に、毎年人手不足状況でした。

近くに新しくできたショップモールにこれまで働きに来てた方々がそちらで働くようになり、さらに人手不足が加速している状況でした。 また人手が集まらないため時給を上げて人集めをしなければならないという悪循環になっていました。

TOCでは、ボトルネックを発見したら、それを最大活用する原則があります。

その人材を単なるアルバイトではなく、さくらんぼのファンとしての収穫サポーターの応募を募り、首都圏を中心に各地から20代前半から60代前半までの方々が口コミで集まってきました。

今年のさくらんぼ部も 満員御礼

この活動をしてから、年を追うことに、話題が話題を呼んで、参加する人が増えています。
4月に応募を開始するのですが、その時点で 半分以上の応募が殺到します。
リピーターが 行きたい日程を早めに押さえるのです。

都心の女性や、全国からの応募があります。
そのほとんどが、「さくらんぼが大好き」という一般の方。

旅費も自分で出して、「さくらんぼ収穫」を体験しに来るのです。

収穫体験が終了の頃、「これは 私が収穫したさくらんぼです。食べて下さい」という手紙を書く時間もとってあるそうです。
「それだったら あの人にも贈りたいよね」って感じで、お客様にもなってもらう事もあると言う。

プロ集団からの依頼もあったけど・・・

仕事を退職して、収穫の仕事を全国に渡って 仕事を引き受けるプロ集団からも声がかかったそうです。
20数名での依頼。
人手不足の昨今。この活動の発足の理由だって、収穫人数が足りなかったから。

様々な条件の違いもあったも理由の1つですが、
一番は、「さくらんぼを愛して 収穫を楽しみたいかの違い」です。

仕事として来るのではなく、体験として来る。

仕事として来るのではなく、体験として来る。
この違い、天と地の差があるんです。
その辺の自治体がやっている人手不足対策とは、違うんですね。

だから 作業中にもSNSをあげてもらってOK。
むしろ大歓迎。
ライブ配信してくれる子いればいいな。

自分が実際に体験して収穫した さくらんぼ。
こんなに美味しい物はありません。
こんなに「贈り物にピッタリ」の物はありません。

農業としての全体を広げている好事例

東京のスイーツのパティシエさんが紹介して、繋がって体験に来る方もいるそうです。
そのスイーツ屋さんのフルーツは、もちろん小座間農園さんの生産物。
そこから、銀座で展開しているお店オーナーにも広がり、
卸先も増えてきている。
良い循環が広がっています。

農業としての「全体」を 生産者だけでなく、スイーツ提供者やファンをも巻き込んだ「全体」にしています。
その広げた「全体」を俯瞰して、収穫のボトルネックを捉え、「全体最適」をしているのです。

ボトルネックの徹底活用」です。

 

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投稿者プロフィール

sofutotoc
sofutotoc運営代表
・(株)ソフトパワー研究所の「TOCジュニアインストラクター」
・教育のためのTOC 国際認定資格
・山形県農業経営相談所「登録アドバイザー」
・農業コンサルタント
・山形県よろず支援拠点相談員
・合資会社そふと代表
・たくらみ屋