「マイツール」という思考ソフト
「自分なり」のことができる
昨日は、東海林さんが主催した秋田での「マイツール」勉強会の第1回目でした。
合計12回のロングラン。
そのマイツール勉強会で感じたことです。
MG(経営マネージメントゲーム)を学んでいると、必ず出てくることに「マイツール」がある。
ワープロであり、表計算であり、データベースが出来るソフトである。
これは、昭和59年にできたソフトであると言う。
だから、ぱっと見た目は、昔ながらのソフト感である。
コマンドも色々ありそうだ。
でも重要なものは、そんなに多くはないらしい。
今は、エクセルと言う表計算も進化し、データベースソフトもファイルメーカーだの進化をしている。
かゆい所に手が届くアプリも、いろいろな場面でいっぱい出てきている。
その反面、このマイツールは、
初めから出来る事が決まっている壮大なシステムでないので?
その分、自分で、いろいろと工夫が出来る。
「自分なり」のことができるのである。
「データ」を「情報」に変える
このソフトは、
「データ」を人に伝える「情報」に変えることが出来るツールなんだと感じた。
それは、いろいろなプレゼンを美しいビジュアルで仕上げると言う意味でなく、
必要かつ十分な状態で「情報」を伝えることなんだ。
整理が出来ていない段階では、まず入力するというデータ段階。
それを、自分の欲しい情報や伝えたい情報にすることが
その場、その場で工夫出来る「情報」段階。
平成時代で、大きくインターネットやコンピュータが進化したが、
それは どんどん「たし算」をする歴史だった。
今でもそう。
でもですね。
情報過多な時代。
1つ1つが部分最適になっていて、全体を俯瞰した全体最適が捉えにくい。
データを整理して、引き算をして、情報として表現していくマイツール。
前頭葉で考えるためのマイツール。
必要なものしか取り出さない。必要なものしか要らない。
まずはデータをドンドン入力していって、
それが、自然とデータベースになっているって凄いこと。
簡単に見えるワープロのような物が
実は表計算になっていて、
実はデータベースになっている。
必要なものしか取り出さない。必要なものしか要らない。
この引き算の考えが、
より、思考を深めていくツールなんだ。
まだ1回目ですが、東海林さんからは、「マイツールの利用方法を伝えていくんだ」という想いが凄く伝わってきた研修でした。
これからはこのソフトを、「どうTOCや農業に生かすことができるか」
それが 自分の課題であり、やり続けることから見える物があると思う。
投稿者プロフィール
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・(株)ソフトパワー研究所の「TOCジュニアインストラクター」
・教育のためのTOC 国際認定資格
・山形県農業経営相談所「登録アドバイザー」
・農業コンサルタント
・山形県よろず支援拠点相談員
・合資会社そふと代表
・たくらみ屋
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