第6の要素 「 H」
秋田でのマイツール勉強
昨日も月2回の秋田でのマイツール勉強がありました。
単品商品でのMQ会計から、複数の商品がベースのMQ会計2の勉強がスタートしました。
「あれ?今までのMQ会計でと様子が違う」
東海林さんは、
「今までは小学生レベルです。いよいよ中学生」
複数商品で考えると、今まで教わっていたことが覆る。
刺激いっぱいの1日で、終わった時は、本当に充実感と心地よい疲れがありました。
衝撃の「OPQR分析」
前回まで やっとマイツールで出来るようになったABC分析。
2割の商品が8割の売上に貢献する「2・8の法則」をグラフ化する物。
でも単純に8割商品を削るって訳ではない。
どうすれば?
何を基準に 商品の優劣をつける?
それの答えを出す素晴らしいツールが
「OPQR分析」でした。<br />
OーーーーーOK商品
PーーーーーPアップ商品
QーーーーーQアップ商品
Rーーーーーリターン商品
衝撃です。
どの商品をPアップ戦略にするのか。
どの商品をQアップ戦略にするのか。
それを一瞬にグラフ化出来るマイツール。
昨日の勉強では、MQとMとの2軸でやりましたが、
西先生の本には MQとMQ/Hの例が出ています。
昨日は、まだ正確な「Hの値」持っていないので「1」として考えて
「MQ/H」の軸を「MQ」にしてグラフでやりました。
それを東海林さんは、更に説明します。
分析の結果の商品を、どうする意思決定をするか?
市場の状態を考慮に入れると、この商品はどうなるか?
これは、商品に限らない。
商品分類のカテゴリーの分析も出来る。
もっと大きな部門でも出来る。
時には、鳥の目で、バッサリと判断していける。
時には、虫の目で、詳細のやめることが出来る。
何を引き算するのか?
何を基準に引き算するのか?
これは TOCの考えと凄くマッチする。
軸をMQ/Hにしていくと、さらにボトルネックとの繋がりで考えることが出来る。
第6の要素 「 H」
MQ会計の要素には、
P V Q F G の5つの要素があります。
第6の要素の H が出てきました。
Hとは時間です。
農業TOCでも大きなポイントとして
「時間」があります。
この時間を利益計算の要素にする考え方は
とても大事。
もっともっと勉強をし続けようと思った1日でした。
投稿者プロフィール
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・(株)ソフトパワー研究所の「TOCジュニアインストラクター」
・教育のためのTOC 国際認定資格
・山形県農業経営相談所「登録アドバイザー」
・農業コンサルタント
・山形県よろず支援拠点相談員
・合資会社そふと代表
・たくらみ屋
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