農業TOCサミットの成功
全国からも参加!満員御礼の熱気むんむんの会場
「今、あなたの中にある農業の概念を壊します!」
とうとう農業TOCサミットがはじまった。
「熱い。熱すぎる。」会場の空調のせいもありますが、熱気むんむん。
滋賀、青森、秋田、宮城の県外からも多くの参加があった農業TOCサミット。
山形県で「第1回農業TOCサミット」が行われました。
「農業×TOC」として世界初の取り組み
なぜ農業をしているのか
参加者がペアを組んで、「なぜ農業をしているのですか」。
なぜの深掘りを3回しました。「それはなぜですか?」
みんな困惑をしながらも、実に楽しそうに発表しあっています。
その中に・・・
「農業の経営を学ぶなら庄内にくる」そんな庄内にしたいという目標を語る高田さん。自分の考えていることと完全一致。もう司会の立場を投げ捨てて、抱きしめたくなりました。
6人のTOC事例発表
「今回の事例発表は、成功事例ではありません」
利益がもの凄く上がったとか、そんな成功事例ではありません。
それでも、農家の方が、TOCというビジネス思考ツールを使って、
こんなにも「意識」が変わったんだと言う事を伝えて欲しくて。
6人の事例発表が始まりました。
「まだ自分はTOCを分かっていませんので、みなさん!!教えて下さい」
「TOCで自分たちが変わったんです。」
「時間を計ることの大切さを感じた」
「スタッフを信じること」
心に響く言葉が多く出てきています。
佐藤繁明さんが「作物別、年間の月別の仕事時間が折れ線グラフ」を提示した時には、会場にどよめき。
「これは全国TOC学会でも是非発表してほしい!」という声も上がる。
「農家にバッファをつくる」
今回参加して下さったのは、農家の方。農家でないけどTOC実践者。そんな様々な人種?が混じって、「わいがや」の話し合いを、なるべく楽しい雰囲気で進めるのが目的だった。
そこから「無責任な第三者の意見」が農業のコンフォートゾーンを変えるかもしれない。
農業の全体は確実に変わりつつある。
「農家にバッファをつくる」というテーマでアンビシャスターゲットツリーは、
事例発表の充実で、時間が押してしまって、40分くらいしかできなかったので、
終わりまでは全然行く事が出来ませんでした。
それでも もの凄い面白い意見が出てきています。
「そもそも 補助金が悪い」
「自然相手というどうしても乗り越えることができない壁」
「いやいや、それでも解決できるぞ。」
「お金の余裕と時間の余裕をどう作る」
このアンビシャスターゲットツリーは、また違う機会で、しっかり作り上げて行きましょう。
サミットのエンディング動画
サミットの最後に、まとめの意味での動画を公開しました。
ユーチューブでも動画アップしました。是非ご覧下さい。
投稿者プロフィール
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・(株)ソフトパワー研究所の「TOCジュニアインストラクター」
・教育のためのTOC 国際認定資格
・山形県農業経営相談所「登録アドバイザー」
・農業コンサルタント
・山形県よろず支援拠点相談員
・合資会社そふと代表
・たくらみ屋
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