多くの原材料を使って、最終工程で一つの製品に収束して組み立てる構造。
アルファベットのAの文字の形に似ているので、そう呼ばれる。
収束点の前に組み立てバッファを置く必要がある。
ドラムバッファーロープ
ボトルネックを最大活用することで MQ(利益)最大化や時間短縮など目的とした手法。
納期遵守評価、納期遅延被害額のことを言う。
この値が大きければ、納期遅れが発生している。
固定費のこと。売れても、売れなくても必ず発生する経費。人件費・光熱費などの経費・返済利子・研究開発費・広告費・減価償却費などがある。
利益のこと。粗利総額(MQ)から固定費(F)を引いたもの。
粗利(マージン)。価格ー原価=粗利 (P-V=M)
利益からの経営を行う上で、この粗利の総額 M×Q=MQ(粗利総額)が最も大事な要素。
粗利総額のこと。売上髙(PQ)−売上(VQ)=粗利総額(MQ)
儲けるための会計方式。
税務署に申告する通常の会計のやり方ではなく、儲けるための行動に移せるようにしたもの。
MQ会計は簡単な「要素」でなりたっています。
その他 要素ではありませんが、 「V」マージン 粗利 があります。
(P-V=M)
P | price | 売価 |
V | variable cost | 原価 |
Q | quantity | 数量 |
F | fixed cost | 固定費 |
G | gain | 利益 |
価格のこと。農家にとっては、卸先への価格。直接販売している物は、売値にあたる。
売上高のこと。3000円(P)の商品を100個(Q)売ったら P×Q=PQ 3000円×100個=30万
販売数量のこと クオンティティ。
農業では10a当たりの収穫量などは、計算しますが、製品化になった数量の概念が足りないことがあります。
利益からの営農計画を立てる上でも、大事な要素。
会社やチームがゴール達成をするための重要な障害(制約条件)を継続的に改善して、会社やチームのパフォーマンス向上を実現するための理論。
あるところまでは、共通の物の組み立てを進めて、最終工程に近い所で、多種目に組み立てをする構造。
アルファベットのTの文字の形に似ているので、そう呼ばれる。
同じ品種を作り、卸先によって、選別して、梱包を変えて出荷する生産モデルが、これにあたる生産プロセス。
原価のこと。農業の場合の原価は、MQ会計では人件費などを入れた原価でなく、実際にかかる費用。
売れれば、それに正比例してかかる費用。梱包費などはそれに当たる。
「V構造ライン」「A構造ライン」「T構造ライン」の頭文字をとって名付けた、
生産プロセスを分析するもの。
ポイントとして、ボトルネック、分岐点、収束点、入口行程、出荷行程の5つの管理が大切です。
それらにバッファー(余裕)を置くことで管理。
早い段階で分岐する構造。
アルファベットのVの文字の形に似ているので、そう呼ばれる。
少ない原材料から違った製品を作る生産プロセス。
理論としてある訳ではないが、シングルタスク・マルチタスクのTOC講義の例題で出されることがある。
キャベツを切って、ラップで包んで、箱に入れる。
この一連の作業を行う場合に、まとめてやった方がいいか、一つ一つやった方がいいかの問題。
一般的に「批判的思考」と言われる思考の仕方。
TOCの思考ツールである
・ロジカルブランチ
・クラウド
・アンビシャスターゲットツリー
などの思考ツールを使って、考える思考のこと。
このサイトでは、TOC思考ツールの3つのツールを使って考える思考方法とします。
TOC理論をシミュレーションゲームを通して実感してもらうゲーム。6人が一つの会社を運営して決算まで行う。ボトルネック・ダイレクトコストなどを実感しながら、話し合いの場が自然と提供できる優れたゲーム。
余裕のこと。TOCでは、バッファ管理が重要。
作業の中での重要な障害になっている部分。
ボトルネックの種類として
- 物理的なボトルネック
- 方針のボトルネック
- 市場のボトルネック
ボトルネックが明確になったら、その部分だけを、みんなの協力のもと、改善を図ること。
全体の中で、何が流れを止めている要素なのか 全体的な視点で捉えて、最適化すること。
経営する農業全般を、広い視野で見渡して、大きな紙に付箋を貼って、流れを捉える物。
TOCでは「会社フロー」として言われている物。
その下に「業務フロー」として部門の業務フローがあり、
その下に「マニュアル」作成などがあります。
- 問題を問題と認めない
- 解決策の方向性に同意しない
- 解決策が問題を解決すると思わない
- 解決策は実行すると副作用を起こす
- 解決策実行を妨げる障害がある
- 結果起こることへの未知への恐怖
いろいろな諸問題がある中で、原因と結果の因果関係を考えていくと、諸問題の根っこにある最初の問題(根本問題)がある場合があります。
それぞれの諸問題を解決するよりも、根本問題を解決することで、それに繋がっている結果に当たる問題も、すーーーと消えてなくなります。
根本問題を見つける思考ツールとして、ブランチ、アンビシャスターゲットツリープログラムなどがあります。
全体最適と対になる言葉。部分、部分の要素単独で考え、それぞれの繋がりなども考えず、部分を改善していくもの。
結局、ボトルネックが仕事の流れを決定するものなので、全体最適以外の部分最適は、リソース(人・物・金)を余計に使ってしまい、結局利益を失う原因にもなる。